秋のほっと一息の時間にお楽しみいただけるとろ生ガトーショコラをお届けしたいと思い「ほうじ茶マロンとろ生ガトーショコラ」の開発をしました。

美味しいお茶を飲みながら味わえる和を感じる味わいを作りたいと思い、生地にはほうじ茶を混ぜ込み栗の渋皮煮、粒あんを合わせました。

ほうじ茶は加賀棒茶を使用

香りのいいほうじ茶をチョコレート生地と合わせたいと思い、さまざまなほうじ茶を試飲した中から、丸八製茶場さんの加賀棒茶のほうじ茶を使用することに。香りがよく、チョコレートと合わせた時の味わいがとても良いんです。

茶葉は挽いてから時間が経つと香りが落ちてしまうため、toroaのケーキを製造している大阪のアトリエで茶葉を挽き、挽き立てのものを生地に混ぜ込んでいます。

ホワイトチョコレートに2種のチョコレートを配合

生地はホワイトチョコレートをベースに、2種のビターチョコレートを配合し、フルーティーで鮮やかな酸味、ナッティな香りを加えています。生地にほうじ茶を混ぜ込むとビターな味になるため、チョコレートはミルキーな味わいになるように配合して、深さがありながらもビター過ぎない仕上がりにしています。

北海道産生クリームを加えてとろ生な口溶け

定番のとろ生ガトーショコラには生クリームを入れていませんが、「ほうじ茶マロンとろ生ガトーショコラ」には少量の北海道産生クリームを配合しています。ほうじ茶を混ぜ込むと口溶けがやや硬めになるため、”とろ生”な口溶けを生み出すために入れました。ミルキーな味わいがほうじ茶に合います。

塩ON！で食べるのがおすすめ

食べる時に表面に少しの塩をふるとチョコレートの美味しさを引き立ててより一層美味しくお召し上がりいただけます。まずはそのままで、次に塩をふって味わいの変化をぜひお楽しみください。

夏の新作「濃厚極いちごとろ生ガトーショコラ」を開発しているときに、ほうじ茶で作るとろ生ガトーショコラもきっと美味しいだろうと思い、開発をしたいと思っていました。秋にぴったりな味わいができましたので、ぜひお楽しみいただけると嬉しいです。

秋のおうち時間に「ほうじ茶マロンとろ生ガトーショコラ」が楽しみやほっと一息の時間をお届けできますよう、ひとつひとつ丁寧にお作りしてお届けします。

toroa開発　五十嵐ゆかり